岡田 勝(Masaru,OKADA)

ホテルグリーンプラザ軽井沢 料飲課 課長代理
2008年 中途入社
出身:埼玉県
趣味:身体を動かすこと・釣り・映画鑑賞

スタッフのため、ひいてはお客様のために

入社を決めた経緯について教えてください。

結婚を機に群馬県嬬恋村に引っ越し、ホテルグリーンプラザ軽井沢に中途で入社しました。
実はそれまで、生まれ育った埼玉からは出たことがなく、仕事も深く考えずに将来が堅いと感じた印刷会社に入社しました。 ですが、せっかく環境が変わるのであれば、いっそのこと自分が以前から興味があったサービス業にチャレンジしてみようと思い、大きく1歩、踏み出してみました。 30代になってからの転職だったので、周囲から求められるレベルの高さは感じつつも、当時は明確なキャリアビジョンがあって入社したわけではありませんでした。

現在は料飲課を先導するお立場ですが、普段どんなことを意識されていますか?

コロナ禍なこともあり、日々のレストラン営業をいかにローコストかつお客様にご満足いただけるものにするかが、料飲課の課長代理としてのミッションだと思っています。
ですが一方で、私自身がやりたいことは入社当初から変わらず、「働きやすい環境づくり」です。ホテル業・サービス業と言うのは、仲間ありきのお仕事です。 だからこそ、いい意味で上下関係のない、フランクに声をかけあえる雰囲気が必要だと感じています。 実際の取り組みとしては、現場に入ったら、多いときには4つあるレストラン会場の、アルバイトを含む約80名のスタッフ全員に声をかけます。 ちょっとしたやり取りではありますが、その日の彼らの体調やモチベーションの変化にも気を配るように意識しています。 あとは私自身が新入社員によく「岡田さん怖そう」との印象を持たれがちで…そのイメージを払拭するという下心もありますが…
それからシフトに関しては、「岡田さんいつもシフト見てますね」とスタッフにからかわれるぐらいには気を遣っています。 連勤が続かないようにするのはもちろんですが、休みも連休が取れるシフトになるように、お客様の予約状況と照らし合わせながら組んでいます。 体力がものをいう仕事なだけに、休みが1日だけだと“身体を休める時間”、“次の日からの仕事のための休息”になってしまいがちですが、 私はせっかくの休みであれば、充実したプライベートを過ごしてほしいと願っています。 ですので、可能な限り連休を、そして休みの前後は早く上がれたり、遅く出勤できるように工夫しています。

岡田さん自身は日々どんなことにやりがいを感じますか?

日々様々なお客様とお話をする中で、多様なニーズにお応えすることの難しさを感じています。 と同時に、手探りながらも向き合った結果いただいた感謝のお言葉や笑顔は、どんなに小さなことでも私の原動力になっています。サービスには正解がありません。 自分の思う最高のサービスをしても、残念ながら必ずお客様にお喜びいただける保証はないんです。 しかしそんな日々の苦労が吹き飛ぶような瞬間に出会えるのも、サービスの魅力だと思います。

今後挑戦したいこと、HGP軽井沢料飲課の目指す姿を教えてください。

サービス業というのは、“キツく、辛い仕事”とのイメージを持たれがちです。確かに体力が必要な仕事ではありますが、 それだけじゃないと一人でも多くのスタッフが心から感じられるようにしたいと思っています。やらされてやる仕事って楽しくないですよね。 仕事を自分のことと思って取り組んでくれるようなスタッフを育て、一人一人がやりがいを感じながら仕事ができる職場づくりをする。 その結果として、お客様や他のスタッフが楽しく過ごせるような、好循環が生まれるように、これまでもこれからも取り組んで参ります。

『未来の新入社員』にひと言

先輩方もみな同じ道をたどって、今の場所にいます。不安や悩みなど、思いを共有できる仲間がHGPにはたくさんいます。 一緒に当ホテルの明るく楽しい未来を作りましょう!

とある1日のタイムスケジュール

8
出勤
レストラン会場のチェック・スタッフ全員に声がけ
9
前日分の営業日報の作成・集客状況の確認
何名の何組のお客様がいらっしゃったか、売り上げとコストの計算 等
11
各部門の部署長が集まるブリーフィング
営業中の注意点やお客様情報の共有、緊急性のある案件への対応を各部署で連携しています
12
中抜け休憩
15
事務作業
メールチェック・シフトの作成などの雑務
16
夕食営業のレストランの会場チェック
17
営業計画決定
翌日の集客に応じて、レストランの時間整理券の配布時間や枚数を決める
特記事項をまとめる(食物アレルギーをお持ちの方や特別依頼情報など)
20
退勤