鋸山＆鋸山ロープウェーってどんなところ？

鋸山は、千葉・南房総の観光をするならぜひ立ち寄りたいスポット。座像の石仏としては日本一の高さを誇る大仏や広大な敷地を誇る日本寺など、見どころは満載。そんな鋸山のハイキングを楽しむなら、山頂までダイレクトにつないでくれる鋸山ロープウェーは外せない存在です。
日本寺の散策だけでなく、富士山や東京湾のスケールの大きな眺望や絶景が望める展望台も人気なのでしっかりと時間を取って、見どころ満載のハイキングへ！

必見ポイントをご案内

鋸山を観光するなら、まずは鋸山ロープウェーで空中散歩を楽しみましょう。ロープウェーを降りたら見どころいっぱいのハイキングが楽しめます。

手に汗握る「地獄のぞき」！

地獄のぞきは、鋸山ロープウェーを使って観光するなら、絶対に行きたいスポット。鋸山ロープウェー「山頂駅」から日本寺の境内へ入り、山頂展望台を目指して歩くと、突き出た岩の上に造られた山頂展望台に着きます。展望台はまさに「崖」で、まるで地獄を覗くよう。スリル満点の絶景が味わえます。

関東の富士見100景

鋸山ロープウェーで鋸山へ上ると、さまざまなポイントから富士山が見えます。その美しい眺望は「関東の富士見100景」に数えられる景観。富士山以外にも、間近に切り立った崖や岩肌、遠くに東京湾の絶景が見られ、晴れた日は抜群の開放感を味わえるはず！

広大な敷地の日本寺

鋸山の南斜面、広さ約10万坪の敷地が日本寺境内となっており、その敷地は広大！着いたらまず拝観料を払い、日本寺へ。まずは境内マップをもらうと、ハイキングがスムーズに進みます。

房州石の産地

鋸山は古くから房州石の産地として知られ、その良質な石は江戸時代より建築用材や土木工事用材として広く利用されてきました。鋸山の正式名称は「乾坤山」（けんこんざん）といいますが、採石のため切り出された山がのこぎりの歯のように見えることから、「鋸山」と呼ばれています。
石切場の跡地は独特の形をしており、当時を想像しながら歩くのも、興味深い時間です。

恋人の聖地はカップルで

2010年に、恋人の聖地として認定された金谷。鋸山ロープウェーから1kmほど、東京湾フェリーの駐車場内にモニュメントが設置されています。カップルはぜひ立ち寄ってみて。

散策を楽しんだら、ご利益ポイントもお忘れなく！

鋸山には、実はたくさんのご利益ポイントがあります。散策を楽しんだ後は、ぜひ立ち寄ってみましょう。ご利益ポイントは日本一の高さを誇る大仏様！正式名称は「薬師瑠璃光如来」といい、病苦を救ってくれる医薬の仏様なんです。
周辺散策をしていると、百躰観音、千五百羅漢、聖徳太子像、あせかき不動など、さまざまな場所に配置された石仏様にも会えます。鋸山ロープウェーで観光するなら、ハイキング気分でご利益ポイントめぐりを楽しんでみてはいかがでしょう。

かわいい「だるまみくじ」で開運！

日本寺の境内で購入できるだるまみくじ。8色のだるまそれぞれに「商売繁盛」「家内安全」など祈願が込められており、自分で選ぶことができます。

アクセスや料金のご案内

いろんな楽しみ方がある鋸山。鋸山山頂への行き来に利用できる、鋸山ロープウェーまでのアクセスは下記のとおりです。

電車で鋸山ロープウェー、鋸山へ

JR内房線「浜金谷駅」下車、国道127号線を館山方向へ徒歩約8分、鋸山ロープウェー乗車。

お車で鋸山ロープウェー、鋸山へ

富津館山道路　富津・金谷ICから国道127号線を館山方向へ約5分、鋸山ロープウェー乗車。

カーフェリーで鋸山ロープウェーへ

久里浜港〜金谷港11.5㎞を東京湾フェリーで約35分。その後、金谷港から国道127号線を館山方面へ徒歩約12分、鋸山ロープウェー乗車。

鋸山へは、こんな服装で行くことをおすすめします

最後に、鋸山ロープウェーに乗って鋸山散策に出かけるときの注意点を。まずは、歩きやすい靴・服装は必須となりますので準備を。鋸山ロープウェーで鋸山に上り、見どころを巡ればかなりの距離を歩きます。
ハイキングルートの道中では、飲み物が手に入らない場所もあります。飲料水は事前に用意しておき、こまめに水分を取りながら進みましょう。
夏は特に、暑さ対策は必須！帽子や日よけなどを適宜使い、熱中症対策にも気を付けながらハイキングを楽しみましょう！